人を信頼できるように育てる

乳幼児期(0歳から1歳半)に人を信頼できると子どもは順調に育つ

 乳児期の赤ちゃんの要求にはなるべく応じてあげるようにしましょう。赤ちゃんが泣いていたら、抱っこして、おむつを確認し、お腹がすいてるかどうかを確認します。もぞもぞと体を動かしたり、手を口や顔に持ってきたり、おっぱいを吸うように口を動かしたりするのは、お腹がすいているサインです。適切に要求を満たしてあげてください。

 すべて満たしてあげているつもりなのに、泣きやまないときもあります。夕方に多い「黄昏泣き(たそがれなき)」かもしれません。お父さんは感じないのかもしれませんが、お母さん、夜は何となく不安に感じたりしませんか?赤ちゃんもきっとそう思っているのです。理由がわからなくて、ずっと泣き続けるときは本当に困ってしまいますが、おうちの方はゆったりとした気持ちで(夕食の準備もちょっと置いといて)抱っこして、少し揺らしてあげるなど、すればいいのかなと思います。夜泣きも同じです。赤ちゃんもご両親も寝られなくて大変だと思いますが、必ず泣かなくなる日はやってきます。今の時代です。動画を撮ってアップして… きっと2,3年後にはいい思い出になると思います。

 この時期の育児には「人を信頼できるように育つ」かどうかが関わっています。どうしたら人を信頼できるようになるか、それは、赤ちゃんの側から見て、自分の望んだことを自分の望んだ通りに十分にしてもらうことです。乳児期(0歳から1歳6か月)にはそのようにしてあげることが理想的で、人を信頼できる第一歩だとアメリカの精神分析家、エリクソンも言っています。次の時代を生きる子どもたちに、十分に愛されることの喜びを与えること。それだけで、子どもは順調に育っていくのですね。

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